レトロなモンスターコメディ『バッド・マイロ！』公開 腸かわいいイボ痔が大暴れ！
映画
CGを使用した映画製作がもはや当たり前となった現代に、あえて特撮でモンスターの造詣と動きを作り上げた、昔懐かしさの香るモンスター映画『バッド・マイロ！』の公開が決定した。本作では、キュートなイボ痔生まれのモンスター“マイロ”と人間の交流を、『グレムリン』や『E．T』にも通じるハートウォーミングな感動作として描いている。
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本作の主人公は、ストレスだらけの社会に身をやつしイボ痔になってしまったごく普通のサラリーマン、ダンカン。イヤミな上司やしつこい母親、プッツンな父親…不運続きなダンカンのストレスは遂に極限に達し、しばし猛烈な腹痛に襲われては記憶を失うようになる。
同じ頃から、彼の周りでは奇妙な惨殺事件が続出。ストレスに身を滅ぼされそうなダンカンは、ある日催眠術師の助けを求め、そして自分の腹痛と怪奇殺人事件の恐ろしい繋がりを知る。犯人は、なんと自分の腸腫瘍が変化したモンスターだったのだ…。
ストレスや怒りが具現化するという、デヴィッド・クローネンバーグ初期の傑作『ザ・ブルード／怒りのメタファー』をも思わせる本作。甘えん坊でわがままでとってもピュアだけど、実はすごく凶暴なイボ痔生まれのモンスター“マイロ”が、大好きなパパのためストレスの根源を襲うというひときわ異彩を放つモンスター映画が誕生した。
ショートフィルムなどで活躍する気鋭ジェイコブ・ヴォーン監督が作り上げた、時にするどい牙をむき出しにして暴れ、時にその愛くるしいつぶらな瞳をうるませて甘える“マイロ”のギャップに誰もが釘付けになること間違い無し。オッサンなテディベアの次は、腸かわいいイボ痔モンスターに注目だ。
『バッド・マイロ！』は12月20日より新宿武蔵野館ほか順次公開。
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