『トイ・ストーリー4』製作決定! ジョン・ラセター「過去の作品を上回る」自ら監督に

1995年、ピクサーが世界初のコンピューター・アニメーション映画として発表した『トイ・ストーリー』。このたび、2010年に公開された3作目が“完璧な完結編”と言われていた本シリーズの4作目の製作が決定した。監督は、『トイ・ストーリー』1作目と2作目でメガホンを取ったジョン・ラセターが務める。
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カウボーイの人形・ウッディと、スペースレンジャー・バズ・ライトイヤーを中心に“おもちゃの世界”をドラマチックに描き、多くの世代に愛されてきた同シリーズ。シリーズを追うごとにおもちゃ達の友情が深まり、世界中が涙した『トイ・ストーリー3』は“完璧な完結編”と言われるほどの名作となった。
今回、自ら新作のメガホンを取るたジョン・ラセター監督は、当初、おもちゃたちの物語は、アンディとともに完璧なエンディングに仕上がったため、続編を製作する意思はまったくなかったと明かす。だが、『トイ・ストーリー』全作品に関わるピクサーのクリエイティブ・スタッフ、アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター、リー・アンクリッチが新しいアイディアを持ち込んだことから「考えずにはいられなくなりました」と気持ちを大きく動かされたよう。
「私達はこのキャラクター達が大好きであり、彼らはまるで家族のような存在です。ですから期待に応じられる、または過去の作品を上回る場合以外には、キャラクターを使いません。本当にワクワクしましたし、この映画を製作し、私自身が監督を務めたいと思ったのです」と、並々ならぬ意気込みと強い自信をのぞかせた。
『トイ・ストーリー4(原題)』は、2017年全国公開予定。