山田孝之の“崩壊”と“再生”を映し出したドキュメンタリードラマ、テレ東で放送

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俳優の山田孝之が、2014年夏に赤羽で過ごした様子を記録したドキュメンタリードラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』が、2015年1月よりテレビ東京で放送される。本作は、俳優として役と自分を切り離すことができなくなって苦悩する山田が、漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』に出会ったことで、作者の清野とおるや赤羽の住人たちと交流しながら、自分の「軸」を探す作品だ。
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『ウヒョッ!東京都北区赤羽』とは、作者の清野が一人暮らしをしている赤羽の珍名所を紹介しつつ、実在する赤羽の住人たちとの交流を描いたエッセイ漫画。地元・赤羽では『ONE PIECE』よりも売れているという局地的大ヒットで、累計発行部数20万部を記録している。
本作では、漫画内に登場した個性的でエピソードが満載の赤羽の住人たちが続々と登場。際立つ彼らのキャラクターはもちろんのこと、山田とのやり取りにも注目。また、親友の綾野剛や山田が尊敬する俳優のやべきょうすけや大根仁監督、ミュージシャンの吉井和哉らとの交流も記録。これまでに見たことのない山田孝之が映し出される。
山田は、「今振り返って見るとあの時期はやはり相当参っていたのだなぁ、結構ヤバい所まで行ってしまってたのだなぁと思った。しかしそんな自分の姿がどうやら人から見ると面白いらしいので、面白いならいっかと今回の形に収まりました」と今回出演に至った経緯を告白。
そんな山田の依頼で赤羽での様子を撮影したのは、映画監督・山下敦弘。友人でドキュメンタリー監督・松江哲明と共に作品化した。山下監督は、「2014年、山田孝之の“崩壊”と“再生”の記録を遅い時間帯ではございますが、じっくりと堪能してください」と異色のドキュメンタリー作品をアピールした。
ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』は、2015年1月9日より毎週金曜24時52分〜25時23分にテレビ東京で放送。