加藤清史郎、“無限の可能性”で歌舞伎初挑戦 抜擢の三池崇史に「大好きな監督さん」

関連 :
歌舞伎役者の市川海老蔵と中村獅童と、脚本家・宮藤官九郎、映画監督・三池崇史が挑む歌舞伎の新境地『地球投五郎宇宙荒事(ちきゅうなげごろううちゅうのあらごと)』が2015年2月、六本木「EXシアター六本木」にて上演される。そしてこの度、本作で人気子役・加藤清史郎が歌舞伎に初挑戦することが明らかになった。
【関連】海老蔵「改革と革新の連続が伝統」獅童×クドカン×三池 新作歌舞伎で最強の4人
「とことん歌舞伎様式にこだわり、生身の人間の、歌舞伎役者にしかできないことをやる!」と、時代を牽引する才能が異色コラボレーションを繰り広げる話題の六本木歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事』。今回、新キャストに加藤を抜擢したのは、映画『忍たま乱太郎』でタッグを組み、自身も今回が歌舞伎初演出となる三池だ。
今回が初挑戦となる歌舞伎に、「踊りの心配などもありますが、今は楽しみの方が大きいです。三池監督が抜擢してくださったと聞いて、とても嬉しいです」と素直に喜びを口にした加藤。また三池について「『忍たま』でご一緒させていただいて、映画初主演だったのでいろいろな事を(言葉でなく)自身でやって見せてくれたりしました。大好きで素敵な監督さんです」と信頼を寄せている。
三池は、加藤の起用理由に関して「市川海老蔵・中村獅童という化け物どもと、ガッツリ歌舞伎でぶつかるためには私に強力な“武器”が必要だ。それが、加藤清史郎というわけです」と明言。“世界の三池”に「彼には無限の可能性とエンターテインメントの本質を感じています」とまで言わしめる加藤が、初の歌舞伎でどのような役柄を演じるのか注目が集まる。
六本木歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事』はEXシアター六本木にて、2015年2月3日~18日に上演。詳細は公式サイトまで。