官能ラブストーリー主演に抜擢された俳優、殺害を心配「大勢の人が激怒している」

全世界で累計1億部(電子書籍含む)を超えるベストセラーとなった官能ラブストーリの映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。2月13日に日本公開を控えているが、主演の1人クリスチャン・グレイ役のジェイミー・ドーナンは、原作の熱狂的ファンに殺されるのではないかと心配しているらしい。
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映画化が発表されると、SM嗜好のあるワケありイケメン富豪クリスチャン・グレイを誰が演じるかで話題を振りまいた本作。当初、クリスチャン役に決まったのは、映画『パシフィック・リム』(13)のチャーリー・ハナムだったが、原作のファンからは大ブーイングが起き、結局チャーリーはスケジュールの都合で降板し、ジェイミーに白羽の矢が立った。
ジェイミーは「Detail」誌とのインタビューで、クリスチャン役に決まった後は(反応を知るのが怖くて)コンピューターに近づかなかったという。自身のパブリシストからは「大体は好意的」と聞いたそうだが、どのような反応であっても映画化に対する注目度の高さは理解しており、「その性質上、格好の的になる」可能性があると感じていたという。
評判について最大の恐怖は何かを訪ねられたジェイミーは、「プレミアで(原作の)熱狂的なファンの1人に殺されるのではないかと心配している。ジョン・レノンみたいに」と答えた。「だって俺がこの役を演じるということで大勢の人が激怒しているからね。俺は夫であり、父親でもあるから、まだ死にたくないよ」。そう話した後、ジェイミーは笑ったそうだが、まるっきりの冗談でもないようだ。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2月13日全国ロードショー。クリスチャンの相手役で彼の真実の愛となる女性アナ役は、『ビーストリー』(11)や映画『ニード・フォー・スピード』(14)などに出演したダコタ・ジョンソンが演じる。監督は『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(09)でメガホンを取ったサム・テイラー=ジョンソン。