女子を興奮させる格闘技映画『激戦 ハート・オブ・ファイト』は萌え度100％超え！
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挫折した男女が人生をやり直すために、すべてを賭けて奮闘する格闘技映画『激戦 ハート・オブ・ファイト』は、格闘技映画はヒットしないと言われる香港で、10人に1人が見た大ヒット作となり、第16回上海国際映画祭で最優秀賞をW受賞という快挙を成し遂げた。その面白さは、希望や感動に満ちた物語はもちろんだが、男性同士の熱い友情を描く“ブロマンス”が大好きな女子を満足させる、懐の深い作風にあった！
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八百長事件への関与で服役し、出所後はタクシー運転手をしながらギャンブルで借金を重ねている、ボクシングの元チャンピオンのファイ（ニック・チョン）は、借金取りに襲撃されたのを機に、昔の仲間を頼ってマカオへ逃亡。自らの不注意で息子を溺死させたクワンと、彼女の娘シウタン親子の部屋を間借りし、ジムで下働きすることとなった。そこへ、破産した父親の面倒を見ながら建設現場で働いている、元大富豪の息子スーチー（エディ・ポン）がジムに現れ、総合格闘技の人気マッチ“ゴールデン・ランブル”で賞金を稼ぎたいからと、ファイに弟子入りするが…。
人生に悩みを抱える人々が出会い、様々なことが動き始めていくこの物語、もちろん、トラブルはあるし、苦悩はするし、辛いことも多い。だが、人と人が触れ合えば、小さいながらも希望や温もりが生まれ、それを糧に、目標に向かって戦い続ける――そんな彼らの這い上がろうとする姿が感動を呼び起こし、観る者の涙を誘う。その感涙ドラマの一方、腐女子やブロマンス好きを惹きつけるのが、ファイとスーチーの男ならではの熱い友情だ。
コーチと選手という間柄の2人だけに、ランニング、筋トレ、スパーリング等々、お互い別々の場所で働きながらも、一緒にいる時間が普通の男同士と比べると圧倒的に多い。それゆえ、ゼロから信頼関係を築き、親密になっていく過程がスピーディーでも厚く、肉体を酷使するハードさも加わって、とにかく熱いのである。さらに、特筆すべきは、スーチーのかわいらしさだ。素直で人懐っこいスーチーは、「師匠も一緒にやってくれるでしょ？」と、疲れる師匠を笑顔でトレーニングに誘い、スーチーが疲れた素振りを見せるや、バカたれと師匠から小突かれるも、まんざらではない顔をするなど、ちょっとした仕草や表情だけで、女性のハートを射抜くには十分すぎるほどの破壊力。
また、ふざけ合っている学生を彷彿とさせる絡みや、涙なしには見られない試合シーンなど、萌えポイントは多数。まさしく、『激戦 ハート・オブ・ファイト』は、女子必見の作品なのだ。
『激戦 ハート・オブ・ファイト』は、1月24日全国公開。
