キアヌ・リーヴスが若い女性に追い詰められる! イーライ・ロス最新作、映像解禁

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映画『47RONIN』(13)のハリウッドスター=キアヌ・リーヴスと、映画『ホステル』シリーズなどで知られるイーライ・ロス監督がタッグを組んだ新作スリラー『Knock Knock(原題)』のティーザー映像が解禁になった。
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サンダンス映画祭でのプレミアを前に、ロス監督が自身のフェイスブックで公開した『Knock Knock(原題)』のティーザー映像。30秒ほどの映像は雨が降りしきる中、主人公の建築家エヴァン・ウェヴァー(キアヌ)の家のドアを誰かがノックする音で始まる。
怪訝な表情を浮かべたエヴァンがドアを開けると、若い女性2人がずぶ濡れになって立っている。中に招き入れたエヴァンだったが、妻と子供が家を空けている間にその女性たちとひと晩を共にし…。女性たちのふざけているような甲高い笑い声が聞こえる方へと、真剣な面差しで向かっていくエヴァンの姿でティーザー映像は終わっている。
これまでの作品では血なまぐさい演出で知られるロス監督。本作はこれまでの路線と異なるという噂も聞くが、サンダンス映画祭での上映後、ライオンズゲートが配給権を獲得したそうだ。
エヴァンに予想もしなかった悪夢をもたらす若い女性2人のうち、ジェネシスを演じるのはロス監督の『アフターショック』(14・未)に出演し、実生活では妻である女優ロレンツァ・イッツォ。ベル役はスペインのシチュエーションホラー『サイレント・ウェイ』(13・未)のアナ・デ・アルマスが務める。
実は本作、クリント・イーストウッドの『ガントレット』(77)などで相手役を務め、私生活では恋人だった女優ソンドラ・ロックが出演した1977年作品『メイクアップ』の事実上のリメイクだという。ScreenRantによると、リメイクを望んだロス監督だったが権利を持っていた会社が倒産しており、正式にリメイク権を獲得できなかったため、最終的に同作へのオマージュになったそうだ。ロス監督は生存する『メイクアップ』のキャストや製作陣に連絡し、同作で若い女性2人を演じたソンドラとコリーン・キャンプ、監督のピーター・S・トレイナーが『Knock Knock(原題)』に製作総指揮として参加しているという。