ニコール・キッドマン、新広告で客室乗務員からバッシング

3月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを拠点にするエティハド航空の新しい顔になったハリウッドスターのニコール・キッドマンが、客室乗務員の組合「Association of Professional Flight Attendants(APFA)」からバッシングを受けているという。The Hollywood ReporterやUs Weeklyなどの海外メディアが伝えた。
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APFAはエティハド航空では妊娠を理由に客室乗務員を解雇するなどの差別が横行しているとして、同航空会社をプロモートする広告に出演しないよう、ニコールに要請しているという。
The Hollywood Reporterが入手したという書簡には、「あなたが(国際女性デーに)雄弁に語っていた女性や少女たちに代わり、エティハド航空を宣伝する活動に加担しないようあなたに強く要請します。同社は女性従業員に対して虐待的な労働慣行を強要しています」などと綴られており、2006年から国連ウィメンの親善大使を務めるニコールにエティハド航空の広告から降板するよう求めている。
ニコール側から本件についてコメントを出ておらず、エティハド航空側はAPFAの申し立てに反論しているそうだが、ニコールの今後の動向に注目が集まりそうだ。日本を含み海外の広告に出演するハリウッドスターは多いが、先日はオスカー女優ジュリアン・ムーアが、“演技が下手”という理由で、トルコの観光広告から降ろされたと伝えられた。