『海街diary』4姉妹、華やかなドレス姿でカンヌ魅了 上映後の拍手喝采に興奮

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『海街diary』(6月13日公開)で4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずと是枝裕和監督が、現在開催中の第68回カンヌ国際映画祭に出席。同作がコンペティション部門に正式出品されたことを受け、記者会見を開催した。
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本作は、「月刊フラワーズ」(小学館)にて不定期連載中であり、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞などを受賞した同名コミックの実写映画化作品。鎌倉の祖母の残した家で暮らしていた3姉妹のもとに、幼いころに別れたきりだった父が残した“異母妹”を迎えることになった、家族の絆の物語だ。
華やかなドレス姿で記者会見に出席した綾瀬、長澤、夏帆、広瀬の4人。本作について、綾瀬は「古きよき日本の暮らしや移り変わる日本の四季を是非見てください」とアピール。夏帆も「鎌倉の美しさを監督が丁寧に描いているので、海外の方にも楽しんでもらえたら嬉しい」とコメントする。世界から集まったメディアに向けて、本作で描かれる日本の風景の美しさを伝える。
その後行われた正式上映では2300席全て埋まり、上映後にはスタンディングオベーションが巻き起こる。広瀬は「海外の方に作品を観ていただいて、最後に大きな拍手をたくさん頂いて…あらためて、お姉ちゃんたちと一緒にお芝居した作品が多くの人に観て頂けて、ここにいられて幸せだなと思いました」と語り、感動した様子。
昨年、ジョン・ウー監督作『太平輪(原題)』のプロモーションでカンヌを訪れた長澤は「今度はコンペティションで来たいな思っていての今回の参加だったので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びの声。また、上映を振り返り「たくさんの人の心に何かが届いたのかなと思って、すごくうれしかったし、監督に感謝しています。ありがとうございました」と感謝を述べた。