橋本環奈、『セーラー服と機関銃』で映画初主演!「“夢の途中”にいるよう」

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アイドルグループ Rev.from DVLの橋本環奈が、薬師丸ひろ子主演の映画『セーラー服と機関銃』(81)の現代版続編となる映画『セーラー服と機関銃 ‐卒業‐』に主演する事がわかった。23日に都内で行われた製作会見で発表された。
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薬師丸、原田知世、長澤まさみら大女優が演じて来たヒロイン・星泉役で映画初主演を飾る橋本は「初めてお話を聞いたときに、まさかという驚きと、同時に大きな喜びを感じました。星泉という大役を自分が演じさせていただくとは夢にも思っておらず、まさに“夢の途中”にいるようです」と、薬師丸による『セーラー服と機関銃』主題曲の作品にかけて意気込みを表明。
角川映画40周年記念作品第1弾ということもあり「今の心境はただただ感じた事のない重圧でいっぱい」としながらも「角川映画40周年記念作品の冠に恥じないように、主演として全力で臨んでまいりたいです。名だたる先輩が演じて来られた作品ですので、誰のようにではなく、橋本環奈として自分らしい星泉を演じていきたい。橋本環奈改め、星泉としてよろしくお願いします」と7月のクランクインに向けて力を込めた。また同映画の有名フレーズ「カイカン……」をお願いされると、「カイ、カン……こんな感じでいいでしょうか?」と頬を赤らめていた。
原作者の赤川氏は「薬師丸ひろ子が20世紀の星泉なら、橋本さんには21世紀の星泉を自分なりのやり方でフィルムに刻み込んでほしい。前のものに囚われず、伸び伸びとやってほしい」と新ヒロインを激励した。
『セーラー服と機関銃』は、父親の死をきっかけに高校2年にして目高組の組長を襲名したヒロイン・星泉の姿を描いた、赤川次郎による小説が原作。1981年に相米慎二監督・薬師丸主演で映画化され、その後は原田知世(82)と長澤まさみ(06)主演による連続テレビドラマ版も放映された。
橋本が主演する『セーラー服と機関銃 ‐卒業‐』は、赤川による続編小説「セーラー服と機関銃・その後‐卒業‐」をベースに、角川映画40周年記念作品として製作されるもので、映画『婚前特急』『夫婦フーフー日記』の前田弘二監督がメガホンをとり、映画『さよなら渓谷』『きみはいい子』の高田亮が脚本を手掛ける。公開は2016年春を予定している。