堤真一、フジ系連続ドラマ初主演に苦戦 セリフ多くて「失敗したと思った」

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7月8日よりスタートするフジテレビ系連続ドラマ『リスクの神様』の制作発表会見が25日、東京都内で行われ、主演の堤真一、共演の戸田恵梨香、V6・森田剛、志賀廣太郎、平幹二朗、小日向文世が出席した。
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伝説の危機管理専門家役で同系ドラマ初主演の堤は「今、脳みそが危機です。セリフも多いし、使い慣れていない言葉も多いので許容量を超えています。昨日なんかは文字なのか記号なのかわからなくなって、台本を閉じましたから」と難役への苦労を明かし「よりによってこんなにセリフが多いので…失敗したと思った」とぶっちゃけていた。
それでも「脚本もキャスティングも痺れるほど刺激のある、理想的な現場で撮影を進めています」と充実した撮影の日々を報告した堤は、ヒロインを務める戸田について「お上手で素敵。役の捉え方、脚本の読み方にブレがない。なかなかこういう人はいない」とベタ褒め。そんな戸田は、撮影中に監督から“色気MAX”との指示があったと振り返るも「私の中で色気MAXで挑んだけれど、監督から“恵梨香ちゃん、今のは段取りだけど、本番は色気MAXでね”と言われて…。大人の女にはまだまだ届かない」と肩を落としていた。
同作は、様々なトラブルから企業や個人を救う危機管理専門家たちの活躍を描く本格的社会派ドラマ。“the God of risk”と呼ばれる伝説の危機管理専門家で主人公の西行寺智を堤、危機対策室で西行寺と共に働くことになるヒロイン・神狩かおりを戸田、西行寺の右腕的存在として活躍する結城実を森田が務めるほか、志賀、平、小日向、古田新太、吉田鋼太郎、田中泯らが脇を固める。
ドラマのテーマへの感想を聞かれた堤が「大きなハンバーガー屋さんとか大きな航空機のなんとかリターンとか、最近そういうのが多かったですから、ドラマにしていいの?と思った。フジテレビ、やっちゃいましたね~」とオブラードに包んでタイムリーなドラマである事を強調すると、小日向はいきなり「ペヤングソースやきそば」と実名告発。
堤からの「実名は出すなっつーの!」とのツッコミも意に介さず、小日向は「復活してよかったと思います。僕、あれ好きなんで」と発売再開の喜びをひょうひょうと口にしていた。