「たま駅長」訃報に海外からも哀悼の声「どれだけの人が恋しがることか…」

和歌山にある貴志川駅の駅長を8年間務めた猫のたまが逝去し、多くのファンや地元の人々がその死を悼むなか、英BBC、The telegraph、米huffingtonpostなど海外メディアでもこのことを大々的に報道。海外からもたまの死を惜しむ声が多く寄せられている。
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2007年に貴志川駅の駅長に任命され人気を集めた三毛猫のたま駅長。小さなキャップをかぶり行きかう人々を静かに見守る姿が人気を集め国内のみならず海外でもたびたび取り上げられ、近年は海外からもたまを一目見たいと観光客が訪れていた。
そんなたま駅長が6月22日急性心不全のため16歳でこの世を去り、社葬には約3000人が参列。The telegraphでは、財政危機に陥っていたローカル線を救ったたまの活躍を、和歌山電鐵の社長・小嶋光信氏による「たまちゃんと共に働けたことを誇りに思う」とのスピーチとともに紹介。
コメント欄には「なんて心が温まる話なんだろう!」「安らかに眠ることを祈ります」「彼女をどれだけの人が恋しがることか」「とても悲しい。この人々の数は彼女がどれだけ人の心に刻まれていたかを示している」と、たまのこれまでの活躍とその死を惜しむ声が多く寄せられた。