早見あかり、今度の役は「わたしにすごく似た女の子」オール八王子ロケドラマに主演

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NHKが地方局で10年ほど前から作ってきた地域発ドラマ。その東京第一弾として放送されるハートウォーミングコメディ『東京ウエストサイド物語』の取材会が、舞台となる八王子市の収録現場にて行われた。主演を務める早見あかり、共演の羽田美智子と、八王子芸者として活躍中で、置屋「はち乃喜」の女将役として出演するゆき乃恵めぐみが出席。早見は「これまで変わった役が多かったのですが、今回の役柄は自分自身にすごく似ています」と明かした。
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各町が山車を競い大規模に行われる「八王子まつり」や、「八王子芸者」の存在など、地域愛が強い八王子の魅力が詰まったドラマの収録が開始される。主人公の峰子を演じる早見は、「峰子は私に似ています。それに母役の晴江も私の母にそっくりなんです。ちょっと抜けたところがあって、セリフの節々に『あれ、これ、母に言ったことあるな』とクスクス笑いながら脚本を読みました」と話し、さらに羽田の印象を「ご自身がおっしゃっていたので言ってしまいますけれど、羽田さんも晴江に似てるんじゃないかな」と明かし、羽田もうふふと笑顔を見せた。
突然、芸者修行の道に入る母を演じる羽田は、「いいドラマになると確信しています」と自信をのぞかせ、「実は短大時代に八王子に通ってました。八王子という舞台をお借りして、家族の繋がりを描けたらいいなと思っています」と意気込んだ。
大学4年生で就職活動中の峰子は、アナウンサーになりたいとのかつての夢を封印し、現在は大企業を受け連敗を重ねる日々を送っていた。ある日のこと、母の晴江が突然、「芸者になる!」と主婦卒業宣言をするが、峰子は浮かれる晴江にイライラしてしまう…。ほか出演者には、八王子観光大使の北島三郎、朝ドラ『まれ』で注目を集めた松本来夢が名を連ねる。
『東京ウエストサイド物語』はBSプレミアムにて今秋放送予定。