宝くじ約2億円当てた10代女性がTVに出演 散財ぶりに批難の声続々

昨年、イギリスの宝くじで10代の女性が100万ポンド(約1億9000万円)を当てた。今年18歳になるその女性ジェーン・パークは、その後高級ブランドのバッグや家を購入し、豊胸手術を受け、スペインのリゾート地へバケーションに出かけるなど散財。当選後の彼女を追った番組が先日BBCドキュメンタリーで放送されたが、それに対する批判ツイートが数多く飛び交うこととなった。
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あるツイートでは「この番組では、お金では品格を買うことはできないと言うことがわかるだろう」。また「この番組を見ていると本当に辛くなる。これだけの大金を手にしているのに、彼女はこんなに安っぽく見えるなんて」といった声も寄せられた。
こうした批判を受けて、パーク本人は最初「嫌う人は何をしても嫌うのよ」と強気なツイートで返していたが、やまない批判に対して最後は泣き顔の絵文字だけのツイートをするなどショックを受けていて、「一生分の嫌な言葉をかけられた」と語る。
一方で好意的なツイートも存在し、「彼女は素晴らしい。楽しい人だね」「10代でお金持ちになったとしたら、私が思いつくことはほとんど彼女がしている。ただバケーションの行き先が違うくらい」などのコメントが寄せられている。
Mailonlineによると、パークは新しく購入した家に引っ越していたが、元の家族との暮らしに戻る事に決めたという。「宝くじで大当たりしたのに、家族と住んでいるのは嫌だった」という理由でエディンバラ市外にある家に引っ越したが、「とても寂しくて何もすることがない。近所に同年代の友人が多いわけでもないから、退屈になって食べてばかりいたわ。ベッドメイキングも、料理、掃除、色々な支払いもできなくて、家族の元に帰ることにしたの」。
購入した家は、家賃月額900ポンド(約17万5000円)で貸し出すそうで、今後また新たな物件購入を考えているという。こうした彼女の物件購入のアイディアからも、資金の使い道ははっきりと定まっていないようだ。パークは、「30歳になった時に、まだこの宝くじのお金を持っていたい。そして、有効に使える人になっていたい」と加えた。