携帯用充電器が “花火のように” 爆発! 鎮火した女性が手に大やけど

スコットランド・アバディーンに住む医学生ケイティ・エムスリーの自宅で、携帯用充電器が爆発した。Mailonlineによれば、爆発した充電器は英企業EEが販売する商品「EE power bar」。就寝中、異変に気づいた彼女は “花火のように” 火花を吹く充電器を押さえ鎮火し、左手に重い火傷を負ったという。
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「EE power bar」はポータブル携帯用充電器で、本体を充電して持ち運べば外出先で携帯電話を充電できるというもの。エムスリーは「寝ている間にMacを通じEE powerを充電していたら、午前1時頃、花火のような音で目が覚めました。充電器が火を吹きながら寝室中に飛び散って、隣の部屋にいた母に助けを求めました」と振り返る。
さらに「必死に手で叩いて消そうとしました。ベッドに火がつくのではと気が気ではなくて。その後、母がタオルで火を消している間、火傷を負った手を冷やしにいきました」と緊迫した様子を語った。その後、エムスリーは医療機関で数時間にわたる手当を受けたそうだ。
エムスリーは「EEの役員から電話があって、社内で調査を行なうという連絡が来ました。でも私が願うのは、火傷を負ったこの手を自由に使いたいということだけ」と話す。
EEのスポークスマンはこの件に関し「エムスリーさんに起こったことを聞き残念に思う」とコメント。「全商品は厳しい安全性テストを通過しており、今回の事件は極めて希な例。エムスリーさんにお話を聞きながら、今回の件に関し急いで原因の究明を進めたい」としている。