人類の起源、今度こそ解明? SF大作『プロメテウス2』2016年撮影開始か

リドリー・スコット監督の代表作『エイリアン』シリーズ最新作となる第5弾の製作が、映画『チャッピー』(15)のニール・ブロムカンプ監督のもと進んでいるが、『エイリアン』シリーズの前日譚的に描かれた『プロメテウス』(12)の続編の撮影が2016年1月から始まるという。IGNやCinema Blendなど海外メディアが伝えた。
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映画『プロメテウス』は人類の起源の謎に迫る壮大なSF大作。主役エリザベス・ショウ役は『ミレニアム』のノオミ・ラパス、アンドロイドのデヴィッド役は『それでも夜は明ける』のマイケル・ファスベンダー、そのほかにシャーリーズ・セロン、イドリス・エルバらが脇を固めた。
スコット監督のSF最新作『オデッセイ』が今秋にイギリスで公開されることを受け(日本公開は2016年2月予定)、特集が組まれた英映画雑誌「Total Film」の誌面に、スコット監督が2016年1月から『プロメテウス2』の撮影を始めると記載されているという。
『プロメテウス』以来、いわゆる“SF”のジャンルからは遠ざかっていたという言えるスコット監督だが、マット・デイモン主演『オデッセイ』を監督・製作し、「SF映画に舞い戻ったんだ。敬愛していると言える」と誌面で語っているらしい。
昨年には2016年3月公開を推測されていた『プロメテウス』続編。進行状況を見るとその可能性は消えたが、当時、映画『トランセンデンス』を手掛けたジャック・パグレンの草稿を映画『グリーン・ランタン』(11)の脚本家マイケル・グリーンがリライトすると伝えられた。続編にはノオミ・ラパスや、マイケル・ファスベンダーの再出演が予定されているという。