椎名桔平、「この目つきで朝ドラはおかしい」井ノ原快彦から痛烈なツッコミ

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10日より放送されるNHKの土曜ドラマ『破裂』に主演する椎名桔平が9日、NHKの情報番組『あさイチ』に出演。椎名が脚光を浴びるきっかけとなった映画『ヌードの夜』(93)の石井隆監督のコメントと共に当時を振り返り、また『破裂』に対する取り組みやエピソードを語った。
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『破裂』では、野心的な医師の香村(かむら)を演じる椎名。椎名は執刀の現場なども見学に行き、オペシーンなどはその同じ場所で撮影が行われたと明かす。「命を扱うということは、非常に失敗が許されないということ、その気持ちを見学させてもらいました」と、“医者”を演じるうえでの覚悟を実際の現場で体感したようだ。
また、この日はドラマで香村と台頭する役人・佐久間を演じる滝藤賢一からのコメント映像も到着。ドラマ収録での椎名の印象を「憧れの俳優さんで、共演はとてもうれしいんですけど、それ以上のプレッシャーがあります」と、汗を拭きながら語る滝藤。その滝藤に椎名は「いやらしいんですよね。彼自身、この役で水を得た魚のようにやってますと言ってましたし。本当に腹が立つ、それくらい上手に芝居をしてくる」と小憎らしくも楽しそうにコメント。
椎名が注目を浴びるようになった映画『ヌードの夜』。本作を手掛けた石井監督からコメント映像が届き、「キレキレでかつ暴力を振るう、そんな人を探したんです。通りすがりで彼と目が合って話を聞いたら、彼でいいやと思いました」と、当時の椎名に鮮烈なイメージを受けたようだ。また「やたら危なくて、本当に殴り掛かるんで止めるのが大変。でも、最近は殴られても殴り返さない役をやってて『お前何やっているんだよ?』って思いました」と笑う。
石井監督のコメントに対して椎名は「本気ではないですよ、そう見えたかもしれませんが。でもこれを見たNHKのプロデューサーが朝ドラ(『春よ、来い』)に呼んでくれたんです」と椎名が語ると、映画での椎名の鋭い目つきを見た司会の井ノ原快彦が「おかしいでしょ?この目で朝ドラ行けると思う?」とツッコミを入れ、笑いを誘った。