『レ・ミゼ』強力タッグ再び!オスカー俳優E・レッドメイン、女性として生きる難役に

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映画『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督と、同作でマリウス役を演じた若手実力派エディ・レッドメインが、最新作『リリーのすべて』で再びタッグを組む。本作は、80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語であり、早くもアカデミー賞最有力との呼び声も上がっている。
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1930年のデンマーク。風景画家アイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダに頼まれ、女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、内側に潜んでいた“女性”の存在に気付く。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増え、心と身体の不一致に苦悩するアイナーと、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うゲルダ。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたりの前に、ひとりの婦人科医が現れ…。
アイナーの心の中で生まれ、やがてひとりの女性として人生を獲得していくリリーを演じるのは、エディ・レッドメイン。アイナーとリリー双方の葛藤と成長を圧倒的な演技力で演じきり、アカデミー賞主演男優賞に輝いた『博士と彼女のセオリー』から2年連続のオスカー受賞を予感させる。
そんなエディに負けない存在感で、ゲルダを演じるのはアリシア・ヴィキャンデル。『コードネーム U.N.C.L.E.』と本作に続き、『ボーン』シリーズ新作のヒロインにも抜擢されたほか、「ルイ・ヴィトン」今季秋冬キャンペーンの顔としても活躍する旬の女優だ。リリーと共にゲルダが味わう悲しみと、それを乗り越えていく愛の強さを鮮やかに表現し、エディと並びオスカー候補確実の声が上がっている。
『リリーのすべて』は、2016年3月18日全国公開。