『マッドマックス 怒りのデス・ロード』モノクロ版、2016年公開か

俳優のトム・ハーディ、シャーリーズ・セロンが出演したアクション映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 のモノクロ版が公開される可能性が出てきた。同作のモノクロ版の存在をプロデューサーのダグ・ミッチェルが認め、また2016年に劇場公開する可能性も認めたとScreen Dailyが報じた。モノクロ版の公開は監督であるジョージ・ミラーの希望でもあった。
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A Splashfilmの5月の記事で、ミラーは同作について、全ての色が際立つ様な鮮やかなカラー版か、一切の色味を排除したモノクロ版のどちらかであるべきだと話していた。
また「一番理想的なのはモノクロだ。だが、モノクロは今日では芸術映画に使うことが多い」とコメントしていた。同時にミラーはモノクロ版にBGMのみの音を加えたブルーレイのリリースを求めたと話したが、未だ実現には至っていない。
同作品はゴールデングローブ賞の作品賞と監督賞にノミネートされている。また、放送映画批評家協会賞では最多の13部門でノミネートされている。LA批評家協会賞では監督賞、撮影賞、美術賞を受賞している。