菊池亜希子、結婚は「いい意味で期待していない」 2016年は“女子から女性”に
関連 :
2015年に公開され話題を呼んだ映画『グッド・ストライプス』と『海のふた』のDVD発売を記念して、両作の主演を果たした菊池亜希子が、都内で行われたイベントに登場した。この日集まったファンに対して、菊池は「今日はありがとうございます。冬休みにお家でゆっくり、ゴロゴロしながら映画を観てもらえたらなと思います」と、にこやかに感謝の気持ちを述べた。
【関連】映画『グッド・ストライプス』『海のふた』DVD発売イベントの様子<フォトギャラリー>
『グッド・ストライプス』は、交際4年を経て倦怠期に陥るも、妊娠を機に夫婦となり互いを深めてゆく映画。吉本ばななの人気小説を映画化した『海のふた』は、かき氷屋を始めるために故郷に戻ってきた主人公が、大切な人を亡くした少女とともに、自分自身を見つめ直していく物語だ。
多くのファンに囲まれ、一人一人と丁寧にコミュニケーションを楽しんでいた菊池。今回のイベントの感想を尋ねると、「2年以上ぶりにサイン会をやったんですけど、昔来てくれていた子が結婚して子どもを連れてきていて、うれしかったです。あと、いつもは少ない(笑)男性の方が今日は半分以上いて驚きました」と、少し照れながらも嬉しそうに語った。菊池とふれあい、感極まり泣き出す女性も数人いたが、「私もある人に会って感動して泣いたことがあって、すっごく気持ちが分かるので、思い出が残るようになるべく話したいなと思いました」と、ファンに寄り添うような心遣いを見せていた。
『グッド・ストライプス』は結婚・妊娠が大きなテーマだったが、本作の撮影、そして映画公開と時を経て、菊池の中でも「私の長い人生の中では結構大きなターニングポイントの作品でした」と口にした。菊池は、「いい意味で、結婚や母親になることに期待しなくなりました。もっと夢を描いていたと思うんですが、厄介なことも楽しめそうな気もしてきました」と、前向きな胸の内を明かした。
また、現在33歳という自身の年齢を「女子最後の年で、来年から女性」と独特の表現で例えてくれた菊池は、女性の年齢の重ね方に関して、「言葉にならない不安な感じは皆抱えていますよね?『30歳になったほうが楽だよ』とよく周りから言われましたが、20代から30代は地続きで、特に何も変わりませんでした。簡単にラインがあって、『ここから向こう側に行ったら変われる』なんてことは、ないんだなと最近ようやく気づきました。2016年は大人の女性として、ゆっくり楽しんでいきたいです」と、2016年の抱負とともに自身の価値観を述べた。
菊池亜希子主演の映画『グッド・ストライプス』と『海のふた』のDVDは現在発売中。価格は、両作品ともに特典映像付きの「特装限定版」が5800円(税抜)、「通常版」が3800円(税抜)。
この記事の写真を見る
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-