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松尾スズキ、“スランプの作家役” にシンパシー「ヒット作書きたい」

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松尾スズキ、NHK木曜時代劇『ちかえもん』記者会見にて
松尾スズキ、NHK木曜時代劇『ちかえもん』記者会見にて  クランクイン!

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 1月14日から放送開始となるNHK木曜時代劇『ちかえもん』の記者会見が5日、都内にて行われ、俳優の青木崇高や富司純子、松尾スズキの他、作者の藤本有紀、音楽担当の宮川彬良が登壇。松尾はスランプの作家という役柄に「シンパシーを覚える」とコメント。共感を覚えたようだ。

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 本作は、神出鬼没の渡世人・万吉が、冴えない中年スランプ作家・近松門左衛門と元禄の大坂を駆け抜ける新感覚の娯楽時代劇。2007年下半期の連続テレビ小説『ちりとてちん』の脚本も手がけた藤本が、現代劇浄瑠璃「曾根崎心中」誕生秘話をベースに人間味あふれる近松を描き出す。

 不孝糖売りの万吉を演じる青木は黒いシックなスーツで登場するも、10月末から万吉のカラフルな着物で撮影をしているため「洋服を着て、そして松尾さんもスーツを着ているのを見ると違和感を感じる」と吐露。京都で収録しているため出演者同士でご飯を食べに行くことが多く「コミュニケーションもけっこう取れている」とチームワークに手応えを示した。

 自身が演じる万吉について、人間関係をメチャクチャにする破天荒なオリジナルキャラクターとして演じることに悩みつつも「(万吉は)こんなの人じゃなくていいんだ、そういう存在なんだと思って演じるようにしたら気持ちが楽になった」と明かしている。

 近松役の松尾は開口一番、「優香ちゃんと小池徹平くんが来れなくてすみませんでした」と謝罪し会場を沸かせる。近松と同じ脚本家としてスランプの脱出法について問われ、松尾は「ヒット作を生み出していない」と述べ、300年前の近松に「シンパシーを覚えます」とコメント。さらに「スランプにはなっていないのにヒット作を出していない」とジョークを述べて「1本でもいいからヒット作を書きたい」と願望を口にした。

 松尾は本作に出演した理由について藤本の脚本を挙げ、「すっごく面白かった。一つひとつのセリフが丹念でキャラが立っている。ギャグも面白くて『言ってみたい』と思うセリフがいっぱいあった。色んな要素が崩れず、まるで海外ドラマ」と絶賛した。

 木曜時代劇『ちかえもん』は、NHKにて1月14日より毎週木曜20時放送。

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