ホコリと毒グモを間違えパニック!多発するおかしな通報に呆れる警察

イギリス南部ウィルトシャーという街で、事件は起こった。家の中で毒グモらしきものを見つけ恐ろしくなった女性が警察に通報したのだ。「家具の配達と一緒に、この毒グモは海を渡ってきてしまったに違いない」そう思った。しかし警察が到着してみると、結局それがただのホコリだったことが判明した。
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その他にも、サンドイッチをもらったホームレスが、その封が少し開いていたことから「誰かが毒を盛っているのではないか」と心配し、警察官に毒見を依頼してきたり、蛇口が壊れてまわすことができなくなった女性が、水が溢れてしまったと助けを求めてきたり(彼女は配管工への依頼を勧められた)、不適切な通報が増えているという。
同署のシニア・犯罪記録オペレーターのドミニク・テイラーは「一度、森で迷った男性からの電話をとったことがあります。夜遊びの帰り道で、アナグマに襲われるのが怖いと言っていました。酔っぱらいです。暗闇で何も見えなかったそうで、彼の場所を特定するために使える情報は一切出てこなかった。アナグマに襲われる可能性は低いということだけ言っておきました」と語った。
続けて「彼はとても寒い、と言ってきたので、走って暖をとるように勧めました」。「なんとか住宅地まで彼を誘導し、彼のいる場所を特定することができました。彼は家に帰ることができ、とても感謝してくれました。何よりアナグマの攻撃が一度もなかったことはお伝えしておきたいです」とあきれ返ってしまったようだ。