内博貴、ラップ自己採点は「100点満点中3点」 初挑戦の難しさ実感

関連 :
KREVAが手掛ける音楽劇『最高はひとつじゃない2016 SAKURA』の制作発表会見が26日、都内にて行われ、音楽監督を務めるKREVA、主演の内博貴らキャストが登壇した。ラップ音楽を中心にステージが展開されていくが、ラップ初挑戦の内は「初めてなので今は新鮮な気持ちでいっぱい。先日KREVAさんと練習を初めてやって、自己採点で100点満点中3点くらいだったんですよ(笑)。稽古を通して100点に近づいていければ」と意気込んだ。
【関連】『最高はひとつじゃない2016 SAKURA』会見フォトギャラリー
KREVAの楽曲で全編構成、KREVAと音楽界、演劇界、声優界などさまざまなジャンルから集められたキャストたちにより、2011年に初演、2014年に再演されている本作。今作は桜を題材にした3つのオムニバスストーリーが展開される完全新作となる。
「KREVAさんの曲が大好きでいつも聴いていますが、聴くのとやるのは大きな違いがあります」と不安そうに語る内。そんな内にKREVAは「稽古でセリフが入ってきて、ラップがセリフの一部になってくれば、内くんだったら大丈夫。ミュージカルとストレートプレイの中間ぐらいがラップだと思うので、内くんくらい場数を踏んでいる人だったら、セリフの一部のように声を発してもらえると」と背中を押した。
劇中、二人でユニット“ウチクレバ”を結成するが、二人のリアルな関係としてKREVAは、「“家くれば?”の前に、まずは内くんの車に乗せてもらうことから始めたい。“クルマノレバ”から」と話し、笑いを誘った。
どんな人に観に来てほしいか?との問いに、「いろんなジャンルのファンの人に観てもらいたいですが、映画館に行くような気持ちで、構えず気軽に観に来てほしい」と内。また増田有華は「ラップって生牡蠣みたいなものなので…」と独特のたとえで話し始める。「ラップってクセが強そうな味に見えるけど、実際に入ってみるとその世界に魅了される音楽だと思うので、『どんなものなのかな?』と迷ってる人にこの機会に観てもらいたいです」とアピールした。
稽古でもこの日の会見でもその自由すぎる言動でキャストたちから慕われるブラザートムは「宮本亜門さんに観に来てほしいです!」と一言。場内を湧かせた。このほか会見には、綿引さやか、AKLO、Mummy‐D(ライムスター)、小西真奈美も登壇した。
KREVAの音楽劇『最高はひとつじゃない2016 SAKURA』は3月25日~4月3日に東京芸術劇場プレイハウス、4月8日~10日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。