澤穂希、新婚生活について語る 夫とは喧嘩しても「その日のうちに仲直り」

16日、尊厳死をテーマにした感動作『君がくれたグッドライフ』のトークイベントが都内で開催され、元女子サッカー日本代表の澤穂希が登場し、自身の新婚生活や映画の感想を語った。
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本作は、尊厳死をテーマに、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告されたハンネスと妻のキキ、そしてハンネスの仲間たちが、尊厳死の許される国ベルギーを目指して旅する姿を描く作品。
感想を訊かれた澤は、「ハンカチなしでは見られない映画になっています」と涙を呼ぶストーリーであることを強調。主人公を支える仲間たちの姿が感動的だと話題を呼んでいることに絡めて、仲間とはどんな存在かを問われた澤は、長い現役の間に大いに励まされたことを明かして、「現役を引退してからも、特別な存在だと思います」と語った。
仲間から受けた印象的な言葉を聞かれた澤は、チームメートの一人に、「何もできなくていいから、グラウンドにいてくれるだけでいい」と言われて勇気づけられたことを振り返った。
続けて澤は、過去の全日本選手権で高校生相手に試合を落とした後、チームメイトと共に傷心旅行へ出かけたことを告白。クリスマスと重なっていた旅行では、参加者全員彼氏がいなかったそうで、「一人千円」のプレゼント交換をしたと自嘲気味に明かした。
澤は今年、夫と共にイタリア旅行へ行ったことも報告。一緒に行くならどこに行きたいかと質問されると、以前2人が共に住んだ経験があるアメリカに、お互いの思い出を振り返りに行きたいとのこと。新婚生活で大切にしているのは、「やりたいことを尊重し合う」ことで、夫とは喧嘩をするものの、「その日のうちに仲直りする」というルールがあることも語っていた。
映画『君がくれたグッドライフ』は5月 21 日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA ほかロードショー。