LGBT雑誌の表紙に英ウィリアム王子登場!

イギリスの第二王位継承権を持つウィリアム王子が、同国の同性愛誌「Attitude」の表紙を飾り、LGBTコミュニティをサポートした。イギリス王室の者がゲイ雑誌の表紙を飾るのは、ウィリアム王子が初めてのことだそうだ。
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ウィ入りアム王子が笑顔をみせる「Attitude」誌6月号の表紙は、英ケンジントン宮殿のツイッターなどでも紹介されている。Us Weeklyなどの海外メディアによると、ウィリアム王子は同誌の編集長マシュー・トッドと、9人のLGBTコミュニティメンバーをケンジントン宮殿に招待したという。
対談ではイジメが与える精神的打撃などについて話し合い、ウィリアム王子は「セクシュアリティや他のどんな理由であろうと、イジメが横行してはなりません。若者達が生活の中で憎しみに耐えなくてはいけないようなことがあってはなりません」とコメントした。
ウィリアム王子は「Attitude」誌を通じて出会ったLGBTコミュニティのメンバーの勇気が、現在イジメに遭っている人々の支えになると称え、「この記事を読んでいる若者の中に、自身のセクシュアリティゆえにイジメを受けている人がいたら、我慢しないでください」と力説。「信頼できる大人や友人、先生、チャイルドライン(ヘルプライン)やダイアナ・アワード(故ダイアナ妃の非営利団体)や他のサービス機関に相談して、必要な援助を受けてください。自分という人間に誇りを持ってください。あなたには恥じることなど一つもありません」と、LGBTコミュニティに向けてメッセージを送った。