冒険家と航海するめんどり、絶好調で産卵数増加!

フランスの探検家ギレック・ソデーは、なんとめんどりを相棒に世界一周の旅をしている。異様にも思える一人と一羽のペアは、2014年5月にアフリカ大陸北西沿岸のカナリア諸島を出帆してから約2年間、ずっと一緒に航海を続けてきたのだ。
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海外メディアMail Onlineによると、めんどりの名前はモニーク。一人と一羽は28日かけて大西洋を横断し、北の寒冷地帯グリーンランドに向かう前にカリブ海の小島サン・バルテルミー島に停泊した。
彼らの旅を紹介するとあるサイトでは「旅の途中、モニークは何度も相棒を驚かせました。船酔いしないだけでなく、彼女はカゴから出ることを恐れず、イヴァネ号(船の名前)の甲板で跳ねている魚を飲み込むのです。モニークは何度も船外に落ちそうになりながらも、毎回羽でバランスをとっていました」と紹介されている。
さらに「モニークは船がよほど快適なようで、産卵数が跳ね上がっています!大西洋を横断したこの28日で、モニークは25個も卵を産んだのです!チャンピオンここにあり!」とのコメントも。
なお、この時点で手持ちの金額が60セントとなってしまったため、このペアはサン・バルテルミー島で少々稼ぐとのことだった。彼らは現在グリーンランドに停泊中で、めんどりの相棒が地元民を驚かせているとのことだ。