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トム・ヒドルストン主演『ハイ・ライズ』サイケで官能的な予告解禁

映画

映画『ハイ・ライズ』ポスタービジュアル
映画『ハイ・ライズ』ポスタービジュアル(C)RPC HIGH‐RISE LIMITED/THE BRITISH FILM INSTITUTE/CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015

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 『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズのロキ役でブレイクしたトム・ヒドルストンほか、世界的人気を誇る英国俳優達が勢揃いし制作された映画『ハイ・ライズ』が8月6日より公開される。今回、サスペンスフルな日本版オリジナル予告編と、本ビジュアルが解禁となった。

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 本作は『太陽の帝国』で知られるSF小説家J・G・バラードが原作。舞台となる新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)を舞台に、マンション内にはびこる階級社会が住人達の間に生まれた摩擦によって崩れ、ある夜の停電を境にマンション全体を巻き込んだ暴動へと発展し崩壊していく様を描いたパニックサスペンスだ。

 予告編が初めに捉えるのは、医師ラング(ヒドルストン)が、スーパーやジム、エステサロンなど様々な設備が揃い、日々派手なパーティが開かれるゴージャスなセレブ向けマンション“ハイ・ライズ”での新生活を謳歌する様子。しかし様々な住人と接点が生まれることにより、フロアごとに厳しい階級社会が存在するマンションの“もうひとつの顔”を知ることになる。

 上層階と下層階がけん制し合い、それが徐々に加速していく様がめまぐるしく押し寄せる映像と共に描かれているが、監督のベン・ウィートリーは本作の見どころとして、「観客がどのように物語を見ることになるかにこだわったんだ。ポータブルカメラを使い、報道用に使うようなカメラは使わなかった。観客に代わって目撃しているような捉え方ができたから、その場で物語を見ているような気分になれると思うよ」と語っている。

 ナレーションは先日公開されたマナー広告に続いてヒドルストンの吹き替えでおなじみの平川大輔が担当。また、本ビジュアルは、マンションの階級社会を示唆する三角形に、ラングをはじめ様々なキャラクター達が一堂に会する意味深なデザインとなっている。その中心に座る幼い少年の存在が、大人達の戦争とどう関係しているのかも気になるところだ。

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