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海外メディアが選ぶ「史上最低のサメ映画15選」

映画

『ジョーズ・リターン』(12)
『ジョーズ・リターン』(12)(C)AFLO

 いい意味でくだらないサメ映画の代名詞と言えば『シャークネード』だが、同作は思いのほか面白い作品だ。しかし、映画界には笑えないほどつまらないサメ映画が沢山あるらしい。海外メディアScreen Rantは、『レッド・ウォーター/サメ地獄』や『ゴースト・シャーク』など15本を、史上最低のサメ映画として選出している。

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 『レッド・ウォーター/サメ地獄』(03)は、余りにも根拠のないストーリーが(もちろん悪い意味で)評価されて選出。サメは淡水でも海水でも生きることができるので、海からルイジアナの川まで登場人物を追うというトンデモ展開はまだ我慢できるが、これらを補うためのエンタメ性が全く見られないという。

 『ダブルヘッド・ジョーズ』(12)も余裕のランクイン。ダブルヘッドという言葉から容易に想像することができるが、本作では2つの頭を持つサメが暴れ回る姿が描かれる。やりようによっては面白くなりそうだが、極めて無駄な演出ばかりで敢え無く撃沈。しかも、なぜサメが2つの頭を持っているのか?という疑問が解明されることもない。数々のおバカ映画でキャリアを積み上げてきたカーメン・エレクトラが大学教授を演じているというのも、本作の非科学性を底上げしている。

 『ジョーズ』(75)のように、多くのサメ映画が登場するサメの死によって幕を閉じるのに対して、テレビ映画『ゴースト・シャーク』は、サメの幽霊を描くという点がユニークだ。しかし、幽霊という既存のサメ映画にないモチーフを組み込んでいるにもかかわらず、ストーリーは驚くほどに退屈。最大の問題は、もはや肉体を持たないはずのサメが、あいかわらず水の中でしか存在できないということだろう。

海外メディアScreen Rantが選ぶ、史上最低のサメ映画15選は下記の通り。
『レッド・ウォーター/サメ地獄』(03)
『凶悪海域 シャーク・スウォーム』(08)
『ディープ・ライジング』(00)
『ダブルヘッド・ジョーズ』(12)
『PSYCHO SHARK/JAWS IN JAPAN(原題)』(09)
『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』(09)
『ゴースト・シャーク』(13)
『HAMMERHEAD: SHARK FRENZY/SHARKMAN(原題)』(05)
『MAKO: THE JAWS OF DEATH(原題)』(76)
『ビーチ・シャーク』(11)
『ATTACK OF THE JURASSIC SHARK(原題)』(11)
『メガロドン』(02)
『シャーク・アタック!!』(11)
『ジョーズ・リターン』(12)
『ジョーズ’87/復讐篇』(87)

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