マット・デイモン、1年間の俳優休業宣言

人気アクション映画『ボーン』シリーズや『オデッセイ』などで知られる俳優マット・デイモンが現地時間27日、アメリカの朝の情報番組「Today」に出演した際に1年間休業することを計画していると明かした。
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1998年の映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で主演を務め、親友ベン・アフレックと共に執筆した脚本でオスカーを受賞して以来、俳優業だけでなくプロデュース業でも手腕を発揮してきたマット。家族のことを考えて休業することに決めたそうだ。
『ボーン』シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』のプロモーションで出演したマットは、「立て続けにたくさんの役を演じた。続けざまに4作品に出演して、あと1作品、撮影が残っている。家族を世界中に連れ回していた」と説明する。「みんなは快く僕に付き合ってくれるし、旅行慣れもしている。だけど今年の仕事が終わったら1年間休んで、今度は家族の言うことを聞きたいと思っているんだ」と、家族を優先する番であることを語った。
昨年は万里の長城の建設を題材にした映画『The Great Wall(原題)』で、家族と半年間、中国に住み、『ジェイソン・ボーン』ではロンドンに滞在したというマット。盟友ジョージ・クルーニーが監督し、コーエン兄弟がプロデュースするコメディ映画の撮影が残っているようだが、その後は仕事から離れ、家族との充実した時間を過ごすことを心待ちにしているようだ。