音を立てたら“アウト”…盲目の老人が強盗団を監禁する異色スリラー、予告編解禁

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映画『死霊のはらわた』の2013年リメイク版を監督したフェデ・アルバレスが放つ異色スリラー『DON’T BREATHE(原題)』の予告編が解禁になった。レッドバンド予告(米映画業協会の認定を受ける前の予告編)ということで、息をのむ不気味なシーンの連続だ。
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アルバレス監督が『死霊のはらわた』の脚本パートナー、ロド・サヤゲスと再びペンをとった『DON’T BREATHE(原題)』。富裕層を狙った3人組の強盗団が次にターゲットにしたのは盲目の老人。しかし計算は狂い、格好の餌食と思っていた男は恐ろしく危険な人物だった。この男の聴覚が誰よりも優れていることを知らなかった強盗団。忍び込んだ屋敷で音を立てたら、それが“死”を意味することも…。
何も知らず痛い目に遭う3人組を演じるのは、『死霊のはらわた』でミアを演じた女優ジェーン・レヴィ、海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』の俳優ディラン・ミネット、そしてホラー『イット・フォローズ』(16)の俳優ダニエル・ゾヴァット。何かしらの秘密を持っていそうな盲目の元軍人は、映画『アバター』(09)のクオリッチ大佐役で知られる俳優スティーヴン・ラングが演じる。
予告編の冒頭では顔にケガをした1人の若者が、電話で「父さん、俺だけど、とんでもないヘマをした」と告げる。以後、この「とんでもないヘマをした」という言葉が幾度となく流れる。盲目の男に銃を向けると、逆に押さえ込まれてしまう若者。「お前らは何人いるんだ?」と尋ねる盲目の男はいたって冷静だ。
ナイフを研ぐような金属音が緊張感を高める中、男の家には忍び込んだ3人以外に女性がいることが判明する。家では一体何が起きているのか。男に捕まり、監禁される若者の1人ロッキー(ジェーン・レヴィ)の運命も気になるところだ。レッドバンド予告は過激なシーンがあるので、恐怖映画が苦手な人は視聴に注意が必要だ。
『DON’T BREATHE(原題)』は現地時間8月26日より全米公開。日本公開にも期待したい。