『ワイルド・スピード』ヴィン・ディーゼル、犯罪捜査TVドラマ製作へ

俳優のヴィン・ディーゼルが、米NBCで放送される犯罪捜査ドラマを製作することが分かった。海外メディアThe Wrapによると、現状で付けられているタイトルは『First Responders(原題)』。劇中では、社会復帰に苦しむ若い退役軍人たちで構成される捜索救助部隊の活躍と、彼らを率いているものの、数年前に失踪した息子を見つけることができていない夫婦の姿が中心的に描かれるという。
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ヴィンは、自身の製作会社で、ユニバーサル・テレビジョンとの間に優先交渉権があるワン・レース・テレビジョンを通じて製作総指揮を務め、製作はASAPエンターテイメントが担当。脚本は、『NCIS』シリーズや、テレビゲームの『コール オブ デューティ』で知られるジェシー・スターンが執筆する。ワン・レースのサマンサ・ヴィンセントも、シリーズの監督を担当するASAPのブラッド・ペイトン、そしてジェフ・フィエルソン、ワンレースのシャナ・ウォーターマンと共に製作総指揮を務めるようだ。
『ワイルド・スピード』シリーズで最も知られるヴィンは、最近になって同シリーズの8作目の撮影を終えている。今後の出演作には、2002年に公開された『トリプルX』の続編で、2017年に公開されるシリーズ最新作が控えている。ヴィンは過去に、テレビシリーズ『The Ropes(原題)』を製作したほか、現在は自身が主演した映画『リディック』シリーズのスピンオフ作品である『Merc City(原題)』を手掛けている。