ヒッチコック作品ドラマ化、アンソロジー・シリーズ企画が浮上

映画『サイコ』や『鳥』、『裏窓』など、数々の名作を世に送り出したアルフレッド・ヒッチコック監督の作品をベースにするアンソロジー・シリーズのドラマ企画が、米ユニバーサル・ケーブル・プロダクションズ(UCP)のもと進んでいるという。
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The Wrapによると、同企画はUCPがヒッチコック作品などの権利を管理するアルフレッド・ヒッチコック・エステートと契約して実現するもの。アンソロジー・シリーズは『Welcome to Hitchcock(原題)』というタイトルとなり、1シーズンごとに異なるヒッチコック作品をベースにしたドラマが制作されるという。
ヒッチコックならではのスタイルを採用し、往年の名作を彷彿させるミステリーやクライムドラマで形成されるという新シリーズ。UCPとしてはヒッチコックが1955年から1961年に展開した短編テレビドラマシリーズ『ヒッチコック劇場』のように、一流フィルムメーカーがサスペンスの巨匠に敬意を表すべくメガホンを取る方向で実現に持っていきたいと考えているという。
ファーストシーズンで描かれる作品や、放送予定日などの詳細は明らかになっていない。