毛がなくて寒いハムスター、毛糸のセーターでポカポカあったか

米国オレゴン州の動物保護施設には、毛が生えないハムスターがいる。名前はシルキー、1歳だ。毛がないために寒がりのシルキーは、前の飼い主が寒い地域に引っ越す際、これ以上世話ができないという理由で施設に預けられた。しかし、もう寒さを理由に飼い主と別れる必要はなくなるかもしれない。シルキーは、毛糸で編まれたフワフワのセーターを手に入れたのだ。海外メディアMirrorOnlineが伝えている。
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当初シルキーは、暖かさを保とうとカゴのすみに身を寄せ震えていたのだという。そこでセーターを編んだのが施設のケアスタッフ、セリーヌ・メジアさん。編んだのは5センチほどの長さの白いウールのセーターだ。
「特に冬の間は、シルキーは暖かく保たれた環境で過ごし、体温を高く保つために高タンパクの食事をとる必要があります」とケアスタッフのダイアナ・ガバルドンさんは語る。暖かく管理されたカゴの中でなら、シルキーはセーターなしで過ごすことができるという。しかし、カゴの外に出るなどの特別な状況ではセーターが必要とのこと。
また、ガバルドンさんは「シルキーは普通のハムスターのようにフワフワではないけれど、可愛くて遊ぶのが大好きなところは何ら変わりありません」と加えた。現在引き続き飼い主を募集中とのことだ。