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池田秀一、シャアに手応え 安彦総監督『ガンダム』ファンに『君の名は。』薦める

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池田秀一、若き日のシャアに手応え 安彦総監督『ガンダム』ファンに『君の名は。』薦める
池田秀一、若き日のシャアに手応え 安彦総監督『ガンダム』ファンに『君の名は。』薦める 

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潘めぐみ

 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』最終上映舞台挨拶が2日、都内にて行われ安彦良和総監督、池田秀一(シャア・アズナブル役)、田中真弓(キャスバル・レム・ダイクン役)、潘めぐみ(セイラ・マス役)が登壇。今の気持ちを池田は「なんとか4章までたどり着けたなと、ほっとしています」と胸をなでおろした。

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 本作は、1979年にTV放送された『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた大ヒットコミック『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメ化第4話。同シリーズは、これまで映像化されていなかった一年戦争開始以前の歴史を、ジオン公国の以前の国名であるムンゾ自治共和国の指導者であったジオン・ズム・ダイクンの遺児であり、後にシャア・アズナブルと呼ばれるようになるキャスバル・レム・ダイクンとその妹アルテイシア=セイラ・マスの視点から描く。
 
 11月19日からの2週間限定上映の最終日・最終上映後に行われた同舞台挨拶。ガンダムの熱烈ファンが数多く会場に駆けつけ、MCから何回映画館に足を運んだかを問われると6回や7回などの声を飛ぶ中、10回というファンも。安彦総監督は、10回観たというファンがいることに顔をほころばせるも「10回を少し減らして『君の名は。』などを観に行ってやってください」とジョークを飛ばす。
 
 一方、池田は4章までを終えた今、「ほっとした」と語るも、この『THE ORIGIN』シリーズが始まる当初は「頑張らないといけない」と、強い決意を持って臨んでいたと話す。安彦総監督も池田の本シリーズでの第一声を聞くまでは「不安だった」と口にし、37年間シャアを演じてきたとはいえ、年齢を重ねた今“シャア・アズナブル誕生秘話”という若き日を演じることには並々ならぬ覚悟があったようだ。池田は「大丈夫だったかなと思っています」と振り返り、本シリーズの若き日のシャアに手応えを感じていたようだ。
 
 またイベント最後には、ちょうど当日が誕生日である池田と、1週間後の9日に誕生日を迎える安彦総監督に向けたサプライズのバースデーケーキが登場。田中から安彦総監督へ、潘から池田へ花束を贈られると2人とも少し照れたような笑みを浮かべていた。
 
 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』は12月9日よりブルーレイ&DVD発売。

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