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マリオン・コティヤール、ドラン監督の演出は「まさにライブアート」若き天才にうなる

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映画『たかが世界の終わり』メイキング写真
映画『たかが世界の終わり』メイキング写真(C)Shayne Laverdiere, Sons of Manual

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マリオン・コティヤール

 カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、アカデミー賞外国語映画賞のノミネーション候補作『たかが世界の終わり』のグザヴィエ・ドラン監督とマリオン・コティヤールによるインタビュー映像が解禁となった。マリオンはその場でどんどん演出を変えていくドラン監督の手法を「すべてが自然だった。まさにライブアート。初めての体験だった」と称賛している。

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 「若き美しき天才」と称された27歳、映画界のみならず世界のカルチャーシーンに閃光を放ち続けるドラン監督。2014年、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した際にマリオンと出会ったと明かす。ドラン監督はそのときに「マリオンの作品が好き。そして一緒に仕事がしたい」ということを伝えたという。

 また、自宅の本棚に眠るジャン=リュック・ラガルスの戯曲が「数年前に読んだときはなかなか入り込めなかった。でももしかすると、これはマリオンと組みナタリー・バイとも再タッグを組むための“媒体と手段”なのかもしれないと思った」と振り返り、その戯曲には「嘘、秘密、表情、葛藤、沈黙―、僕の撮りたい全てが揃っていた」とひらめいたと語っている。

 本作は劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇『まさに世界の終わり』を基に映画化。人気劇作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)は「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する。オードブルにメインとぎこちない会話が続き、デザートには打ち明けようと決意するルイ。家族の葛藤が見え隠れしつつ、愛しているのに傷つけ合う“ある家族の1日”を描く。

 映画『たかが世界の終わり』は2月11日より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA 他全国順次公開。

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