『砂の惑星』再映画化、『メッセージ』監督ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホン

フランク・ハーバートのSF小説『デューン』をベースに、デヴィッド・リンチ監督、カイル・マクラクラン主演で映画化された映画『砂の惑星』。米レジェンダリー・エンターテイメントにより再映画化されることが昨年11月に伝えられたが、映画『メッセージ』でアカデミー賞監督賞にノミネートされているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取ることに決まった。
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原作者フランク・ハーバートの長男で『デューン』シリーズの続編や前編小説を執筆したブライアン・ハーバートが、自身のツイッターで「正式に決まりました。レジェンダリー・ピクチャーズがエキサイティングな“デューン”新シリーズ映画プロジェクトの監督として、ドゥニ・ヴィルヌーヴと契約しました」と発表した。
原作『デューン』シリーズは6作品から成り、砂漠の惑星アラキス、通称デューンで起こる覇権争いや革命、混沌などを描く。昨年の時点で再映画化だけでなく、テレビシリーズ化なども含む大プロジェクトの進行が明らかになっていた。
ヴィルヌーヴ監督はハリソン・フォードとライアン・ゴズリングが共演する『ブレードランナー』続編『ブレードランナー2049』(10月27日日本公開)でメガホンを取っただけでなく、エイミー・アダムス主演のSF大作『メッセージ』(5月19日日本公開)で今月末に開催されるアカデミー賞を始めとする数々の映画賞にノミネートされ、現在、ノリに乗っている監督の1人だ。昨年9月にはVarietyとのインタビューで、長年の夢は『デューン』の映画化と語っており、待望の夢がかなった形となる。