長澤まさみ、アフレコ歌唱シーンに「思い出したくもない」 英語発音の難しさを吐露

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内村光良、長澤まさみ、坂本真綾、宮野真守らが16日、都内で行われたアニメ映画『SING/シング』の日本語吹替版完成報告会見に出席。本作ではロックな歌声も披露している、ヤマアラシのアッシュ役を務める長澤は「なかなかOKが出なくて…思い出したくもない」と苦笑いでアフレコを振り返った。
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長澤が演じるアッシュは、パンクが好きな、ロックシンガーを目指す少女。この日の会見では『コール・ミー・メイビー』の歌唱シーンも初公開。このシーンについて、長澤は「発音の先生もいらっしゃっていて、厳しく指導してもらいました。でも、ちゃんと英語が言葉として聞き取れないとダメだと(指導された)…思い出したくもないくらいでした」と、苦笑いを浮かべ本音を吐露。これには、坂本も「日本語吹替なのに、英語の発音を直されると思ってなくて、私もなかなかOKが出なくて苦労した」と同調し、60曲以上の名曲が登場する本作ならではのアフレコの苦労が明らかになった。
『SING/シング』は、『ミニオンズ』や『ペット』などを生み出したユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテインメントによる新作アニメ。誰もが聞いたことがある名曲やヒットソングを散りばめながら、劇場を立て直すために奮闘するコアラの支配人とオーディションで集まったシンガーたちの姿を描く。
本作のストーリーにちなんで、人生の転機を聞かれた宮野は、「7歳から子役をやっていますが、18歳の時に初めて声優のお仕事をしたこと」をあげると、「世界が広がって、アーティストとして歌うということにも繋がったので、その声優の経験は非常に大きかった」と感慨深げに思い返す。また、宮野は、内村とは同じトレーニングジムに通っていると言い、「パーソナルトレーナーが、内村さんの情報をいっぱい教えてくれるので、今、どこを鍛えているのかまで知っています」と意外な共通点を明かし、会場を盛り上げた。
なお、この日の会見にはトレンディエンジェルの斉藤司と大地真央、山寺宏一も出席した。
映画『SING/シング』は、3月17日より全国公開。