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2018年前期朝ドラ、『ロンバケ』北川悦吏子が脚本担当!タイトルは『半分、青い。』

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北川悦吏子、2018年前期NHK朝ドラ『半分、青い。』脚本を担当
北川悦吏子、2018年前期NHK朝ドラ『半分、青い。』脚本を担当 クランクイン!

 平成30年度前期のNHK連続テレビ小説の作品・脚本家発表が同局で行われ、タイトルの『半分、青い。』、そして、ドラマ『ロングバケーション』、『愛していると言ってくれ』、『ビューティフルライフ』などを手掛けた売れっ子・北川悦吏子が脚本を担当することが分かった。4~5年前から企画を温めていたという北川は、満を持しての朝ドラ初挑戦について、「私、朝ドラと同じ年なんです。1961年生まれなので“やっと会えたね”っていう感じです」と“恋愛の神様”の異名を持つ北川ワールド全開の表現で、ウキウキとしてみせた。

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 『半分、青い。』は北川によるオリジナル作品。故郷である岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれども失敗を恐れないヒロイン・鈴愛(すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜ける物語。やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎ出す。

 鈴愛は小学生のころに病気で片耳を失聴してしまうというキャラクター。実は北川自身も失聴した経験があったと話し、「考え方によっては、ロマンチックなエピソードが思い浮かべやすく、創作魂のようなものに火がつきました。片方の耳しか聞こえないので、雨の日に傘をさすと右側しか雨が降らないことになる。傘を閉じたときに、ヒロインが『半分、青い。』と言ったら素敵だなと思って」と、これまで『愛していると言ってくれ』『オレンジデイズ』と聴覚を失った主人公をモデルにした作品を手掛けた北川ならではの感性をのぞかせる。

 ちなみにヒロインの“鈴愛”という名前の由来も、とてもユニーク。北川は、「何年か前に撮った映画『新しい靴を買わなくちゃ』にスズメという脇役が出てくるんですけど、岩井俊二Pが“スズメはヒロインの名前だ”と名前にけちをつけたんです(笑)。そうなのか、と思って」と、当時から温めていた名前だったと明かした。ヒロインの配役も気になるところだが、北川は「オーディションで出てきた瞬間に“この子が鈴愛だ!”って思うんじゃないかな!」とまだ見ぬ鈴愛相手に妄想を膨らませていた。

 平成30年度前期・NHK連続テレビ小説『半分、青い。』は、2018年4月2日より放送予定。

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