夏木マリ、『モアナ』イベントでまさかの歌い直し「すっかり忘れちゃって…」

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ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の公開前プレミアイベントが1日、都内で行われ、日本版声優のモアナ役屋比久知奈(やびくともな)、伝説の英雄“マウイ”役の尾上松也、タラおばあちゃん役の夏木マリが集結した。冒頭、キャストたちによる劇中曲の生歌が披露され、主題歌『どこまでも ~How Far I’ll Go~』を新人らしからぬ堂々とした歌声で屋比久が披露。続いて登場した夏木は、屋比久とともにフラダンスを踊りながら『いるべき場所』を歌い出したところで、歌詞をとばし「すみません、もう一度お願いします」と、まさかの歌い直しに。「失礼いたしました」と苦笑いしていた。
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まさかの歌い直しを終えた夏木は、「屋比久さんの歌に聴き惚れていたら、自分の歌をすっかり忘れちゃって…。(アフレコを)納品したところで、もう歌うことはないと思っていました。昨日特訓したんですけど、成果はあまり出ず…」と恐縮しきりだった。
また夏木に続いて、劇中曲『俺のおかげさ』を披露した尾上松也は、「新人である屋比久さんが一番落ち着いていて、僕とマリさんはうろちょろうろちょろしていました」とその舞台裏を明かした。
2014年の『アナと雪の女王』、2016年の『ズートピア』に続くディズニー・アニメーションとして注目の本作は、海と強い絆で結ばれた南の島に住む16歳のヒロイン・モアナが、愛する者たちのために故郷の島を出て、大冒険をしながら成長していく物語。
屋比久は「新しい世界へ憧れる気持ちは誰もが持っていて、でも不安な気持ちもある。モアナはその気持ちを押しのけて一歩一歩進んでいきます。この映画は一歩を踏み出せない方の背中を押してくれるような作品だと思います」とアピールした。
また「ディズニーアニメで育った」と言う尾上松也は、「僕の好きなディズニー・アニメーションの条件は映像美と音楽の融合。この作品は両方クリアしていて、特に映像の美しさ。海の表情が豊かで素晴らしい。数々の曲も映像とマッチして、これぞディズニー・アニメーション!」と絶賛した。
『モアナと伝説の海』は3月10日より全国公開。