臼田あさ美、『南瓜とマヨネーズ』実写化で5年ぶりの主演 共演は太賀&オダジョー

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女優の臼田あさ美が、『blue』『strawberry shortcakes』などで知られる魚喃キリコの代表作『南瓜とマヨネーズ』の実写映画で5年ぶりの主演を務めることがわかった。また、臼田演じる主人公ツチダの恋人・せいいち役を太賀、ツチダが再会する忘れられない昔の恋人・ハギオ役をオダギリジョーが演じる。
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本作は、不朽の恋愛マンガの金字塔として呼び声の高い同名コミックを、『パンドラの匣』『ローリング』で知られる鬼才・冨永昌敬監督が実写化する恋愛映画。昨今の青春恋愛映画を象徴するような「壁ドン」や「顎クイ」といった演出は一切排除し、夢を追うミュージシャン志望の恋人と自由奔放で女好きな昔の恋人の間で揺れ動く、繊細な女心を描く。
臼田、太賀、オダギリのほか、清水くるみ、光石研、浅香航大、若葉竜也、大友律、岡田サリオらが脇を固め、音楽監修・劇中歌は、唯一無二の活動を続ける音楽家・やくしまるえつこが担当する。
原作を初めて読んだ時から出演を熱望していたという臼田は、「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです。1999年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017年の今も相変わらず元気でやってます」とコメント。
一方、太賀は「自らの感情のわからなさに立ち止まる登場人物に強烈に共感を抱きました。当たり前の事なんて何一つもない、男女の平凡な奇跡と葛藤。この原作のもつ普遍的な尊さがどうか映画に宿ってくれと、撮影に臨みました。原作ファンの方にも映画ファンに方にも納得して頂ける作品になっていると思います」とアピールした。
映画『南瓜とマヨネーズ』は、11月全国公開。