鈴木亮平、『蒲田行進曲』トリオ揃い踏みに感激!「共演できるとは思わなかった」

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2018年のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』の主要出演者の発表会が27日、NHK放送センターで行なわれ、先日発表された主人公・西郷吉之助(隆盛)役の鈴木亮平をはじめ、瑛太、黒木華、桜庭ななみ、渡部豪太、塚地武雅(ドランクドラゴン)、そして映画『蒲田行進曲』(82)で人気を博した風間杜夫、平田満、松坂慶子らが顔を揃えた。
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大河ドラマ57作目となる『西郷どん』は、薩摩藩の下級武士の家に生まれ、明治維新に尽力した西郷隆盛の姿を描く幕末ドラマ。隆盛の生涯の盟友でありライバルとなる大久保一藏(利通)を瑛太が演じることについて、「誰にも言ってなかったんですが、利通役が瑛太くんだったらいいなってずっと思っていました。だから今回、(瑛太に決まったという)お話を聞いた時、めぐり会わせを感じたし、僕の持っていない感性をいっぱい持っているので、そこの違いをうまく役に生かしていけたらと思っています」とエールを贈った。
一方、『篤姫』以来、10年ぶりの大河となる瑛太は、「僕は薩摩の血が入ってまして、前回の『篤姫』のロケを観に来てくれたおばあちゃんから,“実は私には西郷さんの血が流れているのよ”と言われ、とても感慨深かったのですが、今回、『西郷どん』のキャストが発表されたときに、“ああ、俺(隆盛役)じゃないんだ”ってちょっと思ってしまいました(笑)。でも、利通役という大役をやらせていただくということで、これは俳優として大きな定めだと思うので、さらなるステップアップになるようがんばりたい」と力強く語った。
また今回、名作『蒲田行進曲』の風間、平田、松坂の3人が実に35年ぶりに揃って共演するというサプライズがあり、同作の大ファンだという鈴木は感無量の様子。「役者を目指していた学生の頃、この映画に衝撃を受けて、次の日から仲間と一緒に3人のモノマネをよくしていたのを覚えています。まさかその3人と家族として共演できるとは夢にも思っていませんでした」と懐かしそうに語りつつ、「大先輩に胸を借りたい」と締めくくった。
NHK大河ドラマ『西郷どん』は2018年放送。