『パイレーツ・オブ・カリビアン 5』、公開前に流出の危機 ハッカーが“身代金”要求

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今月26日に全米公開を控えているジョニー・デップ主演の人気パイレーツ映画シリーズ第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。ウィル・ターナー役のオーランド・ブルームが復活し、エリザベス・スワン役のキーラ・ナイトレイもカメオ出演を果たし、10年ぶりにオリジナルキャストが揃ったが、全米公開を目前にハッキング被害に遭い、製作・配給元の米ディズニーがハッカー集団から“身代金”を要求されているという。
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当初、どの作品かは不明だったとのことだが、最新作がハッキング被害に遭った確認が取れたとDeadlineが伝えた。ハッカー集団はビットコインアカウントへの莫大な支払いを要求しているとのことだが金額は不明。要求が通らなければ、映画を徐々に一部ずつ流出していくと宣言しているとのことだ。
ディズニーからコメントは出ていないが、情報筋の話では会社側はハッカー集団に対して支払いを拒否しているという。現在、FBIが捜査しているとのことだが、ハッカー達がどのような経路で最新作を入出したかは分かっていないという。
過去にも似たような事件が起きており、Netflixがやはりオリジナル・ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の新シーズンをリリース前にハッキングされた。やはり相当額の支払いを要求されたが拒否したため、最終的に10エピソードを流出されたという。