武井咲“稀代の悪女”『黒革の手帖』主演に!先輩・米倉涼子から引き継ぎ勝負に挑む

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作家・松本清張の不朽の名作『黒革の手帖』(テレビ朝日系)が、武井咲を主演に迎え、今夏、ドラマ化することが発表された。『黒革の手帖』のドラマ化は今回で3度目、武井は山本陽子、米倉涼子に続き“稀代の悪女”を演じる。
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本作は東京・銀座を舞台に、派遣社員として勤めていた銀行から1億8千万円もの大金を横領した原口元子が、その金と借名口座のリストが記された「黒革の手帖」を盾に、銀座に自身のクラブ『カルネ』をオープン。後ろ盾も何もなく、みずからの野望のためだけに突き進み、若きママとして夜の世界を生き抜いていくその様を描いたストーリー。
危険と知りながらも、「黒革の手帖」を武器に魑魅魍魎の“怪物”たちと渡り合っていく元子。政財界でトップを目指す人々――それぞれの欲望が息苦しいほど交錯する夜の街・銀座で、“派遣のオンナ”から銀座のママへと華麗な転身を遂げた元子の、孤高の戦いが華やかに幕を開ける。
武井は本作で“稀代の悪女”原口元子を演じる。清張作品は武井自身も初挑戦であり、1982年に山本陽子主演で放送された第1作、2004年に米倉涼子主演で放送された第2作と、これまで実写化された3作の中では史上最年少の元子となる。
武井は同作への出演に際し「果たして自分に務まるのか、まして事務所の先輩である米倉涼子さんが主演をされた作品でもあり、とにかくプレッシャーが凄い」と不安を見せるも、「これまで等身大の役が多かったので、エッジの効いた役、今までとはひと味違った役をできることが楽しみです」と新たなチャレンジにワクワクもしている様子。
また「役柄上、和装でのお芝居も多くなるのですが、着物って着るだけで意識が変わりますね。これから本物の銀座を体験して、そこで得たものや所作などを役に反映させていきたいです」とコメントを寄せている。
ドラマ『黒革の手帖』は7月よりテレビ朝日系にて木曜21時より放送。