ヒュー・グラント、実在した英政治家のスキャンダルを描く新ドラマで主演
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映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの俳優ヒュー・グラントが、イギリスで初めて政治家が裁判で罪を問われたという実話に基づくスキャンダルを描く、BBC Oneの新ドラマ『A Very English Scandal(原題)』の主演に決まったという。
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ヒューが英テレビドラマに出演するのは1993年に終了した『Performance(原題)』以来とのこと。Deadlineによると、ヒューが演じるのは元愛人の男性ノーマン・スコットに対する殺人共謀の容疑で起訴された下院議員ジェレミー・ソープ。ソープは1979年の裁判で無罪になったが、このスキャンダルで政治生命を絶たれた。
同性愛が違法だった1960年代のイギリスの政界で頭角を現し、1967年に自由党の党首に選ばれたソープはノーマンと性的な関係を持ち、破局後、秘密を公表しない代わりに金銭を要求されるという恐喝を受け続けたという。1970年代に入り同性愛が合法化されとともに、ソープが同性愛者であることがスコットの告白や、ソープからスコットの殺害を依頼され金銭を受け取ったと主張するアンドリュー・ニュートンの出現により広く知られるようになった。
ドラマは三部構成になるとのこと。監督はヒューがメリル・ストリープと共演した映画『マダム・フローレンス! 夢見るふたり 』でメガホンを取ったスティーヴン・フリアーズが務めるという。
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