リリー・コリンズ、摂食障害の役を演じるための減量で“褒められた”ことに違和感

キアヌ・リーヴスと共演する新作『心のカルテ』で拒食症に悩む女性を演じる女優リリー・コリンズが、その役柄ゆえに痩せ細るほどの減量をしたにもかかわらず、「ステキ」と褒められたことに違和感を抱いたことを明かした。
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ハイブランドを扱うオンラインショップNET‐A‐PORTER.comのオンラインマガジン「The EDIT」とのインタビューで、“か細い”体を褒められたことを語ったリリー。
「ある日、自分の家を出たら昔からの知り合いで母と同い年くらいの女性と出くわしたの。彼女は“あら、どうしたの!”と言った。役のために減量したことを説明しようとしたら、“ホントに! 何をしたらそうなったのか教えてほしいわ。あなた、すごくステキよ!”と言われたわ」と想像とは違う反応に驚いたことを明かした。
リリーは車の中で待っていた母親に「だから問題が消えないのよ」と言ったそうだ。
もともとスレンダーボディのリリー。10代の頃に自身も摂食障害で苦しんだ時期があったことを自著で明かしていたが、今回の減量ではさらに細くなったため、他の映画『Rules Don’t Apply(原題)』のプロモーションでは逆に支障をきたしたという。細身のボディが美化されるハリウッドやファッション界だが、リリーが細すぎるということで雑誌側がリリーの写真を掲載したがらなかったそうだ。