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『猿の惑星:聖戦記』新予告解禁 シーザーが復讐の旅へ

映画

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』より
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』より(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

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アンディ・サーキス

マット・リーヴス

 『猿の惑星』シリーズ最新作となる映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』から、新予告が解禁。主人公のシーザーと、彼の家族を殺害する大佐の関係性が明らかになった。

【関連】『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』場面写真

 高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描いた本シリーズ。本作では主人公のシーザーが、リーダーとしての使命感と家族を奪われた復讐心の狭間で葛藤するドラマを中心に、地球の支配者が変わりゆく、激動の歴史のうねりがついにクライマックスを迎える。

 到着した映像では、人間と一緒に暮らしていた赤ん坊のシーザーが、絶滅の危機に瀕した人間の一部と信頼関係を築きつつも、猿と人間が激しく衝突してきたこれまでを描写。猿と人類が全面戦争に突入してから2年後の世界で、森の奥深くに秘密の砦を築いたシーザーだったが、冷酷非情な大佐の奇襲によって妻子を殺されてしまう。大勢の仲間を新天地へ向かわせて復讐の旅に出たシーザーは、その道中で口のきけない謎めいた人間の少女・ノバと遭遇。やがて大佐のアジトにたどり着くシーザーだったが、復讐の念に囚われて我を失った彼は、絶体絶命の危機を招いてしまう。一方、動物園出身のバッド・エイプは「人間は病気になった」とシーザーたちに告げ、人類には予期せぬ退化の兆候が現れる。

 シリーズを通して製作を務めてきたピーター・チャーニンは、圧倒的なスケールで展開される壮大なバトルが、単なる戦いではなく、タイトルにもある<聖なる戦い>であることを語る。「ウディ(・ハレルソン)が演じる大佐を見ると彼は悪役ではなく、人間を救うために<聖戦>を戦っていると信じた男のように見える。大佐はシーザーを称賛し、深く尊敬している。なぜならシーザーと同じく、彼も自分の魂の闇をみているからだ」。

 一方、シーザーを演じたアンディ・サーキスも、「シーザーと大佐は激しく衝突する別の種のリーダーであるとはいえ、互いを理解している。両者の間には奇妙な尊敬の気持ちがある」と二人の関係を分析。また、前作に引き続きメガホンを取ったマット・リーヴスは「本作のスケールはシリーズのどの映画よりも大きいが、一方で中心となる核はそのまま維持している。つまりシーザーと猿たちに関係する感動のストーリーということだ」と明かしている。

 映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は10月13日より全国公開。

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