『新感染 ファイナル・エクスプレス』、メイキング秘話映像を独占解禁

第69回カンヌ国際映画祭で出品され、世界156ヵ国から買い付けオファーが殺到している映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』のメイキング秘話映像を独占入手した。映像では、かつてないインパクトを放っている感染者のビジュアルがどのように生まれたのか、その様子が伝えられている。
【関連】『新感染 ファイナル・エクスプレス』メイキング秘話映像フォトギャラリー
本作は、時速300kmで疾走する特急列車内で発生したウイルス感染事故を描いた韓国発のパニックムービー。ソウル発プサン行きの高速鉄道“KTX”の車内で突如起こった感染爆発。凶暴化する感染者たちを前に、偶然乗り合わせた妻の元へ向かう父と娘、出産間近の妻とその夫、高校生の恋人同士ら“生存者”たちが、愛する者を守るため決死の闘いへと挑む。
秘話映像では、ウイルス感染をテーマにした本作ならではの感染者たちのメイキングの様子を公開。特殊メイク監督は、これまでにないインパクトの感染者のビジュアルをつくりあげるため、まずは韓国映画にマッチするイメージを構築。ハリウッド映画で馴染みのあるゾンビをそのままコピーするのではなく、アジア的なコンセプトを基に韓国らしさを取り入れ、これまでになかった新タイプのビジュアルを創造していったという。
また、一人の感染者を仕上げるために重要な役どころの役者は、40分くらいかかることもあったそうだが、一番多いシーンでは100人くらいの感染者を手がけなければならないため、特殊メイクスタッフが多いときで12人、横並びにブースを作ってエキストラにメイクを施したと語っている。
映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』は全国公開中。