『AKIRA』ハリウッド実写版、『マイティ・ソー バトルロイヤル』監督で再始動か

大友克洋の漫画を原作にした米ワーナー・ブラザースと米レジェンダリー・ピクチャーズ製作のハリウッド実写版『AKIRA』。2008年以降、キャスティングや監督の選定を含めて諸問題にぶつかり、なかなか進展しない状況だが、Deadlineによると映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督タイカ・ワイティティが契約交渉に入っているという。
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俳優レオナルド・ディカプリオと映画『レヴェナント:蘇えりし者』(16)のジェニファー・デイヴィソン・キローランがプロデューサーに名を連ねる『AKIRA』ハリウッド実写版。これまでにもアルバート・ヒューズやジョージ・ミラー、ジャウマ・コレット=セラ、ジェームズ・ワンなどの監督の名前が挙がり、進展しかけては停止する状態だったが、今度こそ決まるのか、続報が待たれる。
実写版は三部作になるなどの噂もあったが、原作6巻を3巻ずつカバーする二部作になる可能性が高い。キャストは主要キャラクターの1人、鉄雄役で俳優マイケル・ピットやデイン・デハーンが有力視されていた。
ほか、ギャレット・ヘドランド、クリステン・スチュワート、渡辺謙、ヘレナ・ボナム・カーターなどの名前が挙がっていたが、ハリウッドにおけるホワイト・ウォッシング(キャラクターの白人化)に対する批判もあることから、キャスティングにも注目が集まるところだ。