“ブタ鼻”を作る客室乗務員! LCC航空会社の機内で使われる驚きのサインとは?

イギリスに本拠を置くLCC航空会社easyJetを利用する際には、客室乗務員の動きに注目である。彼らは手を使って、乗務員同士で様々なサインを送り合って楽しそうだが、遊んでいるわけではない。乗客が気になり続けていた各種サインの意味がとうとう明らかになった。海外メディアMirrorOnlineが伝えた。
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ツイッターユーザーJamie Eastが投稿した動画に映る乗務員は、機内食を提供する傍らで腕をニワトリのように動かし何かを訴えている。実際のところ、乗務員は「チキン・シーザーバゲットをお客さんに注文されました」と言うメッセージを伝えている。一方、「ベーコンバゲットを注文された」と伝えたい場合には、鼻をブタ鼻にする。直球でわかりやすいサインである。
なお、注意したいのは両手でTを作っている場合である。これは「タイム」ではなく、「トマトスープ」なのだそうだ。
驚くべきなのは、こうしたサインがこれまで21年にもわたって使われ続けていることだ。客室サービス長のティナ・ミルトンは「毎月600万人以上のお客様が搭乗する中、こうした“秘密のサイン”は、必要のない雑音を最低限に抑えつつ、よりスピーディで優れたサービス提供を可能にし、お客様の快適な空の旅を楽しんでいただくために生まれました」と解説。「今度ご搭乗された際には、どれだけサインを解読できるか試してみてくださいね」と加えた。