イヌイットの雪の家「イグルー」を、500個の雪のレンガで手作り

イギリス人男性が作った雪の家「イグルー」が海外メディアで紹介されている。男性はバケツを使って雪のレンガを作り組み立てることで、内側から光の溢れる雪の家を作り上げた。海外メディアSkyNewsが伝えた。
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イヌイットが冬季に住むかまくらのような雪の家「イグルー」をずっと作りたいと思っていたのはベン・クラッチ(29)。今まで十分な量の雪が降らず機会に恵まれずにいたが、去る日曜日、目覚めると庭一面に雪が積もっていたのだ。
彼は、ガールフレンドのジョディにイグルー作りを宣言。その時ジョディは「クレイジーだ」と思ったそうだ。しかしその8時間後、バケツを使って作った500個の雪のレンガでイグルーが完成。窓、入り口、中には灯りが灯されている。
「ちゃんとした方法を調べてから作ればよかった」というクラッチだが、結果はうまくいった様子。完成したイグルーは高さ2m10cm以上、氷によって保温され、中はとても暖かいという。
「単純にとても楽しかった。1日仕事だったけど、思った以上に注目されました」とコメントしている。なお翌火曜日時点で、イグルーは少し傾いてはいたもののまだ立っていたとのこと。